パート・アルバイトが住宅ローンを通すには

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夫は会社員、妻はパート(またはアルバイト)で、住んでいる家は夫がローンを組んだもの。この夫婦が離婚することになり、妻が夫名義の住宅ローンを引き継いで家に住み続けたい場合、審査に通るか不安に思う方も多いのではないでしょうか。
実はパート・アルバイトであっても、住宅ローンが通る可能性は十分にあるのです。具体的なポイントを解説していきます。

パート・アルバイトが住宅ローン審査を通るポイント

返済負担率を下げる

返済負担率とは年収に対する年間のローン返済額の割合のこと。例えば年収が300万円で月々の返済が8万円の場合、返済負担率は32%という計算になります。一般的に安定して返済できる目安は25%以内とされており、また金融機関の多くは返済負担率30~40%以内を上限としています。パート・アルバイトの方は、この返済負担率を出来るだけ下げることが望ましいと言えます。

頭金をできるだけ貯める

返済負担率の低さと並んで、住宅ローン審査が通りやすくなるもうひとつのポイントは、頭金をどれだけ用意できるかになります。頭金が多ければ多い程、ローンで借り入れる金額が少なくなるので、金融機関側のリスクも低くなり、審査が通りやすくなるのです。

信用情報をクリーンに保つ

実は、個人が金融機関や信販会社を利用した履歴というものはJICC(株式会社日本信用情報機構)やCIC(株式会社シー・アイ・シー)などの信用情報機関に集約されており、住宅ローンを申し込んだ際、金融機関はそれらの機関を通じ、申し込み者の信用情報をチェックします。

例えばクレジットカードやキャッシングの返済を滞納した経歴がある場合は、審査が厳しくなります。また自動車ローンや教育ローンなどの利用状況もチェックされますので、その他のローンは完済しておくことが望ましいと言えます。

補助金・手当を上手に使う

住宅ローンの審査では、年収の金額が大きな判断材料となりますが、例えば児童扶養手当や児童手当などを受給できている場合、それらの金額を年収に加算できるという場合もあります。こうした制度の活用で年収をクリアできる可能性があるので、申請など忘れずに行いましょう。

不動産あんしん相談室の解決事例

離婚時の収入が低くても、住宅ローンの名義変更に成功

こちらは20代で結婚し、夫がローンを組んで中古の一戸建てを購入したものの、離婚することになったという事例。夫は家を出ていくことに同意し、妻はこの家に住み続けるために、ローンの名義変更を不動産あんしん相談室に打診。パートとアルバイトを掛け持ちしていることなどが評価され、ローンの名義変更を実現できたそうです。

参照元:一般財団法人 不動産あんしん相談室(https://anshin-soudan.net/service2/#service2-voice)

パート勤務の妻が、離婚後の住宅ローン名義変更に成功

こちらは40代で離婚することになった妻のケース。愛着のある家にはそのまま住み続けたいとの希望していたものの、パート勤務で収入もそれほど多くないことで悩んでいたそうですが、意を決して不動産あんしん相談室に相談へ。親身で手厚いサポートの甲斐あって、住宅ローンの名義変更に成功することが出来たそうです。

参照元:一般財団法人 不動産あんしん相談室(https://anshin-soudan.net/service2/#service2-voice)

パート・アルバイトでも使える「フラット35」とは

固定金利方式で景気や金融政策などの影響を受けず、毎月一定額で返済を行える住宅ローン「フラット35」。テレビCMなどで目にした方も多いことでしょう。実はこのフラット35は、パート・アルバイトなどの非正規雇用者でも利用できるというのが注目ポイントとなっています。

フラット35の仕組み

そもそもフラット35は低所得者でも住宅ローンが利用できるように、民間金融機関と住宅金融支援機構が提携して提供しているプランなのです。返済期間は最長35年間で、全期間固定金利であることから、「フラット35」という名称が付けられています。

一般的な住宅ローンでは申込者の収入額だけでなく雇用形態なども細かくチェックされますが、フラット35は一定以上の年収があれば、雇用形態に関わらず申し込むことが可能。それゆえ、パートやアルバイトの方でも住宅ローンを組める可能性が、より高くなっているのです。

フラット35の借入可能額

フラット35の公式HPには、年収額から借入可能な金額を逆算することができるシミュレーターが実装されています。スタンダードのフラット35はもとより、フラット35Sやフラット35リノベ、フラット50などでの検索も可能。なお、金利は商品によって異なる方式となっています。

参考までに、年収200万の方が金利2%のフラット35を利用する場合、最大で1,509万円の借入が可能と試算されています(2025年4月時点・金利2%の場合)。

参照元:フラット35公式HP(https://www.flat35.com/simulation/simu_03_2.html

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