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こちらの記事では、離婚と住宅ローンに関する相談先について解説しています。どのような専門家に相談ができるのかを知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
離婚と住宅ローンの相談先5つ
住宅ローンが残っている状態で離婚する場合には、さまざまな手続きが必要になることがあります。ここでは、離婚と住宅ローンの相談先についてまとめました。
弁護士
弁護士は、さまざまな事件や紛争について、法律の専門家として適切な予防方法や対処方法、解決策をアドバイスします。例えば財産分与や住宅ローン返済に関する交渉や、協議離婚書類の作成などの依頼が可能です。また、オーバーローンとなっている場合などでもアドバイスや対応を行うほか、裁判や調停が必要となるケースの代理も担うことができます。
司法書士
司法書士は、登記など司法や法律に関する手続きを行う専門家であるため、家や不動産の名義変更や所有権移転登記などを行う際に依頼できます。
また不動産の売買やローンの乗り換えを行う場合、登記を行う必要があります。司法書士は登記の専門家であることに加え、必要となる書類の取得も行えます。例えば相続登記などを行う際に必要な書類は法務局や役所で入手が可能ですが、相続人が多い場合など非常に手間がかかることがあります。このような場合に、司法書士は依頼に基づいて公的な書類の取得を行えます。
FP
FPは、暮らしとお金に関する専門家という存在です。離婚によって収入が変わった場合に、家計の見直しや老後の生活設計、教育資金、住宅ローンの返済計画などさまざまな点についての相談に対応しています。例えば、住宅ローンの借り換えを行いたいと考えている場合にも、FPへ相談することが可能です。
また、相談内容によっては弁護士や税理士、社会保険労務士といったそれぞれの分野の専門家とのネットワークを活用しながら、より相談者に合ったプランを提案してくれることもあります。
銀行
離婚する場合には住宅ローンの契約条件が変わる可能性があります。そのため、住宅ローンに関してはまず銀行との相談が必要となります。これは、離婚によりローンの契約者が家を出ることになった場合には契約違反となる恐れがあるためです。この点から、離婚後に誰が住むのか、離婚後は誰がローンを支払っていくことになるのかといった点を銀行に相談しておくことが大切です。また、ローンの借り換え等を行う場合などには銀行は契約手続き全般を担当します。
そのほか離婚に伴って不動産を売却して住宅ローンを返済しようと考えているものの、オーバーローンになってしまう場合にも銀行に相談することが必要となります。
不動産屋さん
不動産会社は、物件の売買や価格査定の専門家といえる存在です。例えば離婚に伴って家を売却する場合など、住宅の価格査定や売却の手続き、任意売却やリースバックの提案などに加えて、新居探しなど、物件に関連する相談や実務について依頼できます。
手に入れるには
住宅ローンが残っている状態で離婚する場合には、収入の状況や離婚の原因、これまで住んでいた家をどうしたいのかといった希望などによって、これからの選択肢や相談する先が変わってきます。しかし、実際に自分がその状況になった時にはどう相談先を選べば良いかわからないと感じるかもしれません。
チェックシートの利用を
さまざまな専門家がいますが、自分がどこに相談すれば良いか迷ってしまう場合には、本サイトに掲載しているセルフチェックシートを活用してみてください。質問に答えるだけで自分に合った相談先を見つけられます。また、登録は不要であることから気軽に活用できます。
離婚とローンのQ&A
離婚と不動産に関して、よくある疑問について紹介していきますので、こちらもぜひ参考にしてください。
Q.離婚後住宅ローンを支払うのは誰?
離婚後住宅ローン支払いの義務を負うのはローンの名義人となります。ただし、もし名義人による支払いが困難になった場合、連帯保証人となっていればローンの支払いを求められます。そのほか、誰がローンを支払っていくのかについて協議して取り決めを行うこともあります。
Q.離婚後に妻が家に住み続けることはできる?
離婚後、これまで住んでいた家に妻が住み続けることは可能です。ただし、ローンの名義人が夫になっている場合には、名義変更やローンの借り換えなどが必要となります。
Q.離婚したけど住宅ローンの借り換えができない
住宅ローンの借り換えを行う際には審査が必要となるため、収入不足などさまざまな原因により借り換えができないケースもあります。この場合にも、リースバックなどの選択肢がありますので、諦めず専門家に相談をしてみてください。
不動産あんしん相談室
神田 加奈氏
住宅ローンのある家に離婚した後も
住み続けたいなら不動産屋さんへ相談
こちらの記事では、住宅ローンが残っている状態で離婚することになった場合の相談先について解説してきました。さまざまな相談先がありますが、相談内容などによってどこに相談するべきかが変わってきますので、まずは自分の状況に合った相談先を見つけることが大切です。
不動産あんしん相談室は離婚に強い不動産会社であり、弁護士と連携した対応が可能です。例えばオーバーローンとなっている物件でも任意売却とリースバックにて住み続けられますし、将来的に買い戻しを行うことも可能。子どもがいる人も、諦めずに相談することが大切です。
